注意欠陥・多動特性群とは何か?【発達障害(アスペルガー症候群)に関する用語の説明】 | taisei's lifestyle produce
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注意欠陥・多動特性群とは何か?【発達障害(アスペルガー症候群)に関する用語の説明】

どうもtaiseiです。

今回は「注意欠陥・多動特性群とは何か?」というテーマでお話していこうと思います。

 

「注意欠陥・多動特性群」というのは、アスペルガー症候群の人の中で、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と同じように、注意欠陥(うっかり)や、多動(落ち着きがない)の特性を持っている人のことを言います。

 

ちなみに、ADHD(注意欠陥・多動性障害)というのは、発達障害のうちの1つに入る障害なわけですが、世の中には、ADHDではあるが、アスペルガー症候群ではないという人も大勢います。

 

ただ、アスペルガー症候群の人の多くは、「ADHD相当の特性」を併用しているとも言われていますね。

 

このように、ADHD相当の特性を併用していると、衝動性のために、社会的な場面で不適切な言動が増えたり、熟慮に欠けた行動のために、相手から誤解を受けやすくなることもありますし、話のまとまりの悪さや、くどい話し方のために、相手とのコミュニケーションが上手くいかなくなることがあります。

 

さらに、ADHD相当の特性によって、持続して課題や問題に取り組むことが困難になるため、周りから「怠けている」「やる気がない」などの誤解を受けることが、多くなってしまいがちです。

 

そのため、そういった意味では、ADHD病状があると、社会適応をより困難にする可能性が高いと言えますね。

 

 

それでは次に、純粋なADHDの人と、アスペルガー障害にADHD病状が併用している人を、それぞれ比較してみていきます。

 

まず、純粋なADHDの人の場合、その仕事ぶりは乱雑かもしれませんが、仕事の方向性は大きく間違っていないことが多いため、仕事の進行具合は良好であることが多いようです。

 

しかし、アスペルガー障害にADHD病状が併用している人の場合、シングルフォーカス特性の働きによって、仕事の最終的な全体像がイメージできない場合が多いです。

そのため、自ずと仕事の方針自体が的外れになってしまったり、少なくとも他人から見る限りでは、仕事の能率が全く上がらなくなってしまうことがよくあるわけですね。

(シングルフォーカス特性に関しては、以下の記事で詳しく記載していますので、参照してみてください↓↓)

シングルフォーカス特性とは何か?【発達障害(アスペルガー症候群)に関する用語の説明】

 

こういった状況が起こった場合、アスペルガー症候群の人自身は、一生懸命に本気で仕事に取り組んでいるわけですが・・・

一般的な人からすると、「無駄なことばかり延々とやっていながら、本人は平気で『頑張っています』と主張する」ように見えるので、一般的な人は、アスペルガー症候群の人に対して不満が溜まり、最終的に激怒してしまうようです。

 

 

また、知的な理解力が高いアスペルガー症候群の人ほど、「自分がいくら努力をしても成果が出せない」ということを理解できてしまうので、ひどく落ち込んでしまい、うつ状態に陥ってしまう人も少なくありません。

 

 

ただ・・・・

ADHD相当の特性が悪いことばかりだと決めつける必要はないと言えます。

 

なぜかと言うと、アスペルガー障害によるシングルフォーカス特性を、ADHD病状によって中和される可能性があるとも言えるからですね。

 

どういうことかというと、ADHD相当の特性によって、注意の焦点がある程度切り替わりやすい場合は、シングルフォーカス特性によって、視点が固定化されてしまうことをキャンセルできるということで、言い換えれば「衝動性の高さから、こだわり続けることができなくなる」と表現できるということです。

 

このような中和効果を得ることができれば、変にこだわり続けることがなくなるので、周りの人からも理解されるようになるでしょう。

(ただし、こうした中和効果を発揮するためには、あらゆる条件が組み合わさって発揮されるものなので、活かせる場面が非常に少ないと言えますね・・・)